川崎市は市バスのイメージアップをねらい、株式会社サンリオ(本社/東京都品川区)とコラボし事業展開すると発表した。同社の人気キャラクター・ハローキティが『川崎市バス♡ナビゲーター』に就任する。
今回のコラボ事業は来年4月1日に予定している市バスの料金値上げがきっかけ。値上げするのは、IC大人一日乗車券(現行410円→510円)、家族一日乗車券(同600円→800円)など。市では今回の料金変更とともに、市バスの周知拡大をねらい方法を模索した。その中で、「市バスをより楽しめるものにすることができれば、市民の興味を引くことをできる」と考え、市バスのイメージキャラクターである『ノルフィン』とのキャラクターコラボを決めた。
コラボの相手は公募により(株)サンリオに決定。同社はこれまでにもJR西日本とコラボするなど地域活性化事業の実績があり、抜群の認知度、キャラクター同士の相性の良さなども契約の決め手となった。(株)サンリオでは、これまでにはとバスや幼稚園の送迎バスとのコラボはあるが、路線バスは初の試みという。
コラボの目的は市バスのイメージアップ。事業は2016年度からスタートし、ラッピングバスや新乗車券にコラボデザインを採用、コラボグッズの配布・販売、イベント開催等を予定する。また、市バスではこれまでに、経路の無断変更やルートミス、スピード違反などの不祥事が発生している。今回のコラボを通して「職員の勤務態度やサービス向上の意識にもつなげたい」と話している。
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