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宮前区版 公開:2015年11月13日 エリアトップへ

稗原地区の自治会や福祉関連施設らで今年結成された「稗原ゆ〜ず連絡会」代表 川田 和子さん 菅生ヶ丘在住 61歳

公開:2015年11月13日

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地域へあたたかい視線を

 ○…稗原小学校区に属する7自治会と福祉施設・団体らで今年結成された「稗原ゆ〜ず連絡会」。「不安なく生活できる地域づくり」を目指し、障害、高齢、子育て、医療、福祉などについて地域を総合的にサポートしようと周辺自治会長に声掛けしたことから始まった。各機関の協力を得ながら相談活動や健康体操などを企画している他、先月には地域コミュニティカフェも開設。「誰でも気軽に立ち寄れる地域交流の場になれば」と笑顔をみせる。

 ○…福祉活動に尽力するきっかけとなったのは自閉症の次男の子育て。「他人の視線が気になり、家族の中で解決しなければと思っていた」と当初の苦労を語る。殻を割って積極的に周囲に関わっていくと、受け入れてくれる人が多かった。「隠さずに状況を伝えれば周りは理解してくれる」。この経験から「誰もが自然にまちを歩ける環境をつくりたい」と、5年前から鷲ヶ峰西住宅の自治会長に。自治会の見守り活動が市のモデル事業になるなど、精力的に活動してきた。自治会の枠を越えた連絡会も他地区の手本として注目が集まる。

 ○…出身は中原区。幼少期は負けん気が強く、すぐ突っ走る子どもだったという。「今も思い立ったらすぐ行動、性格は変わってないね」と笑う。宮前区に転居して33年。自治会や連絡会などで忙しい日々だが、「人と会って話すこと自体が息抜き」と、休むことなく地域を駆け回る。「福祉活動に専念させてくれている主人には頭があがらない」と感謝の気持ちを語った。

 ○…連絡会を結成して約半年。専門機関や行政のノウハウを統合しながら横のつながりができ、地域に一体感が生まれてきた。「些細なことでも気軽に相談してほしい」と呼びかける。一方、個人の小さな協力の重要性も忘れない。「ちょっと近所の人を見守る何気ないお付き合いが増えれば、優しい地域になる」。今日もあたたかな眼差しで地域を歩く。

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