区内水沢を水源とする平瀬川を中心に自然豊かなまちづくりを進める市民グループ「平瀬川まちづくり協議会」(黒沢一之会長)がこのほど、総務省の「平成27年度ふるさとづくり大賞」団体表彰を受賞した。
ふるさとづくり大賞は豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的に全国各地で故郷をより良くしようと頑張る団体、個人に贈られる。33回目となる今年度は25団体5人が受賞。うち、同協議会が受賞した団体表彰(総務大臣賞)は18団体で、県内では唯一の受賞となった。
同協議会は1993年の創設以来、地元自治体や小中学生、地域住民らを巻き込んで様々な活動を行っている。平瀬川の清掃活動をはじめとする自然環境の保護活動や鮎の放流、桜の植樹、水質・生態調査、観察会、歴史活動マップづくり等の活動を続けてきた。
今回の受賞はこれらの活動が多くの地域住民、地元小中学生らの継続的な参加につながっている点や流域連携が防災意識の醸成に有効で全国的にも取組める好事例である点、年々参加者が増加し持続可能なまちづくりに大きく貢献している点、小中学生の参加が次世代を担う人材育成に繋がる点などが高く評価されたもの。
受賞にあたって、同協議会事務局の松井隆一さんは「200人近くの会員や地域の皆様の理解と協力があったからこそ。近隣の学校とのタイアップ企画など活動を広げ、資源を守る取組みを続けていきたい」と話し、今後の活動への意欲を見せた。
表彰式はあす23日午後1時から、オークラ千葉ホテルで開催される。式の様子はUstream(【URL】http://www.ustream.tv/channel/furusatohyosyou)で視聴できる。
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