昨年11月からフロンタウンさぎぬまの支配人を務める 川崎 浩司さん 藤沢市在住 46歳
より地域に密着した施設に
○…川崎フロンターレが運営するフットサル施設「フロンタウンさぎぬま」の支配人に昨年11月に就任した。スポーツ用品店に約20年勤めてフロンタウンに転職したという一風変わった経歴を持つが、そのときに培った経験も活かしていきたいとし、就任に際しては「プレッシャーは感じていません。これまで以上に地域貢献を進めていきたいと考えています」と話す。
○…出身は横浜市で、子どもの頃からのサッカー好き。小学5年生から中学・高校と部活等でサッカーに明け暮れた。当時はまだプロ化されておらず、就職は少しでもサッカーに携わりたいと、関東一円で店舗展開しているスポーツ用品店に。そこでサッカーやトレーニングのシューズのバイヤーを担当し、築いた人脈からフロンタウンへの転職話があり、「プロチームに携われる」と応じた。改めて「サッカーの魅力は?」と尋ねると、長い沈黙の後、「燃え上がる瞬間がある」と照れ臭そうに笑った。
○…自分の性格を分析すると「ひとつのことに集中すると周りが見えない」「気が強い」と話し、サッカーのプレー中も「『オレにボール寄こせ!』ばかりでしたね」と苦笑。現在は小2の娘をもつ父親。夫人と3人で暮らす。「サッカーに興味を持ち、大久保嘉人選手の大ファン」という娘とは、公園でボール蹴りをしたり、等々力競技場にJリーグ観戦に出かけるといい、表情が一気に崩れる。
○…フロンタウンは、今月人工芝の全面張り替えを行った。「FCバルセロナの練習グランドと同じ人工芝なんですよ」とちょっと得意げ。同施設では、フットサルだけでなく、ヨガやエクササイズ、グランドゴルフほか様々なプログラムができる。「例えば、スポーツから離れて防災訓練やイベントの会場としてなど、様々な形で地域の方々に活用してもらいたい。気軽にそういう相談をしてもらえる施設を目指したい」と、最後に熱く意欲を語った。
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3月22日