長年、住民自治の発展や振興、地域福祉に貢献し、特に顕著な功績のあった町内会・自治会長などに贈られる川崎市自治功労賞。今年度の受賞者がこのほど決まり、12日に表彰式が行われた。第28回となる今回は市内各区から選出された7人が表彰を受けた。
宮前区からは鷺沼町会会長の持田和夫さんが受賞。05年から同町会会長を務め、10年の節目となる昨年には市町内会・自治会長永続功労者表彰を受けた。
持田さんは同町会で毎年、大規模な防災訓練を開催する他、防犯カメラの設置や近隣小学校・地域住民と連携しての防犯パトロールの実施など安心安全のまちづくりに尽力してきた。
13年からは宮前地区連合町内会会長、15年から区全町内・自治会連合会会長を務めるなど、地域における要職を歴任。各団体において積極的に勉強会や研修会を開催するなどして会員同士の交流を深め、住民自治の発展に努めてきた。その行動力で住民からの信頼も厚く、宮前区の発展に貢献したことが評価され今回の受賞が決まった。
持田さんは「鷺沼町会の皆様をはじめ、多くの人に支えていただいた。町会長を務めていてこれ以上の賞はない。本当にありがたい。今後も行政の手の届かないところを自分たちの手で補っていけるよう、しっかりと取組んでいく」と抱負を語った。
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