宮前区全町内・自治会連合会(持田和夫会長)では先月25日、福田紀彦川崎市長を招いて意見交換会を実施した。行政と町内会・自治会の連携を深め、区の発展に繋げることを目的に、宮前区では初めて開催された。この日は同連合会の役員15人が出席。挨拶にたった持田会長は「福田市長に直接お会いできる機会はなかなかない。お互い心を砕いて意見交換ができれば」と話した。
今回は、各町内会・自治会が毎年市に対してまちづくりに関する意見を提出する対市要望を基に、活発な意見交換が行われた。主に町内会・自治会の活動助成金について、鷺沼駅周辺の開発事業、向ヶ丘地区の交通に関する要望などが議題にあがった。
助成金については、高齢化や会員数減少などによる自治会費の減収、他県での助成金の実状などを挙げ、「行政が進める事業を地域も一体となって行っていくためにも助成金を捻出してほしい」との意見が述べられた。これに対し福田市長は「町内会ごとに世帯数などに差があり、実状が全く異なる。課題としてしっかり認識し、他県の状況なども勉強していく」と話した。
意見交換会を終えて、持田会長は「大変有意義な時間になった。できるもの、できないものもあるが、優先順位を付けて実行していただきたい」と話した。
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