市立宮前平中学校(山本浩之校長)では10日、防災教育として「非常持ち出し品を考える〜わが家の防災会議〜」を実施した。
これは日本赤十字社神奈川県支部が進める防災教育プログラム「私たちは忘れない。3.11」の一環。東日本大震災から5年。災害から自分の命を守る力を身に着け、児童・生徒の防災意識を高めることを目的に県内の青少年赤十字加盟校を対象に行われた。
この日は同中学校の保健委員約40人が参加し、事前に準備しておきたい「非常持ち出し品」について考えた。生徒からは水や食料、カイロ、防寒具、ガスコンロ、ラジオ、救急箱など様々な意見が挙げられた。参加した生徒は「これまではそれほど真剣に考えたことがなかった。これをきっかけに家族とも相談して、いざというときにしっかり備えたい」と話していた。
同支部担当者は「いつ起こるかわからない大災害から一人でも多くの命を救うためにも、今後も防災教育を進めていく」と話していた。
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