区内唯一の小学生女子野球チーム「宮前クイーンズ」の10周年を記念する式典が5日、JAセレサ川崎宮前支店で開かれた。
この日は現役選手や保護者、監督、関係者、来賓の他、OGも多数出席。約130人が節目の年を盛大に祝った。挨拶に立った宮前クイーンズ相談役で区少年野球連盟会長の相馬和紀さんは「大勢の方にお集まりいただき大変ありがたい。女子野球はまだまだ発展途上。今後も応援をお願いしたい」と呼びかけた。式典では新ユニフォームも発表された。主将の今西彩乃さん(6年)は「赤、白、紺の色が気に入っている。これまでの赤いユニフォームに受継がれてきた想いや歴史を引き継ぎ、新しいユニフォームに繋げて頑張りたい」と意気込みを語った。
同チーム結成のきっかけは2007年、区少年野球連盟が読売巨人軍から女子野球普及の要請を受けたことに始まる。区内の男子チームに所属している女子選手が招集され、川崎市初の単独女子チームとして発足した。現在は13人の女子小学生が所属している。
第1期主将・山越友莉子さんは現在大学2年生。小学生で始めた野球を今でもクラブチームで続けている。山越さんは「野球をやって良かったのは今でも会える仲間と出会えたこと」と話す。監督も当時と変わらず輿水勲さんが務めており、今でも時折同チームの練習に顔を出すとも。輿水監督は「OGがこれだけ多く集まってくれるのがなにより嬉しい」と笑顔で話した。
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