第6期宮前区区民会議の第1回会合が先月20日に行われ、新任委員10人を迎え、20人のメンバーで本格始動した。新委員長に選任された川田和子さんは「市民目線という区民会議の特性を生かし、課題解決に取り組んでいく」と意欲を見せる。
区民会議は防犯や防災、高齢者問題、子育てなど地域の課題を区民と行政が協働で審議し、解決に向け取組んでいく組織。
第5期区民会議では「誰もがくらしやすいまちをめざす部会」と「みやまえ魅力探訪部会」の2つの専門部会を設置。バス停にQRコードを設置してウェブサイトで魅力的なスポットを案内する取組等を実施した。
第6期区民会議は団体推薦、公募、区長推薦で選ばれた新任10人を含む20人のメンバーで始動。先月20日に行われた第1回会議では審議テーマを決めるアイディア出しと意見交換が行われた。
その中で示された区内の主な課題は【1】防災または地域交通環境の向上など安全で快適な暮らしを支える分野【2】福祉の推進、健康の増進など幸せな暮らしを支える分野【3】子育て、教育など人を育て心をはぐくむ分野【4】緑の保全、ごみの抑制など自然環境または生活環境を向上させる分野【5】産業の振興、都市拠点の形成などまちの活力を高める分野【6】文化または観光の振興などまちの魅力を発信する分野【7】地域住民組織活動、まちづくり活動など市民自治を推進する分野。今後はこの7分野での課題を把握し、解決策を探っていく。
同日、新委員長に就任した川田和子さんは「区民会議の存在意義は住民目線の生の声を生かすことができるところ。市民が実際に感じている課題をしっかり把握し、自治会・町会など各関係機関の方と協力体制を作りながら取組んでいきたい」と話す。
なお、第6期宮前区区民会議の委員は次の通り(敬称略、カッコ内は推薦団体等)。川田和子(宮前区自主防災組織連絡協議会/委員長)、老門泰三(社会福祉法人宮前区社会福祉協議会/新任)、大木次郎(宮前区スポーツ推進委員会)、老門聰子(宮前区子ども・子育てネットワーク会議/新任)、中里文雄(宮前区民生委員・児童委員協議会)、椿雅美(宮前区地域教育会議/新任)、影山亥史郎(グリーンフォーラム21みやまえ世話人会/新任・副委員長)、砂川徹夫(宮前区商店街連合会/新任)、中村布佐子(宮前区文化協会/新任)、山田桂(宮前区全町内会・自治会連合会宮前地区)、黒沢克實(宮前区全町内会・自治会連合会向丘地区)、田辺洋一郎(宮前区まちづくり協議会)、滝本久美(みやまえ情報ラボ)、山部清美(公募/新任)、荒川洋子(公募/新任)、大久保正克(公募/新任)、佐藤貴房(公募/新任)、葛西育子(区長推薦)、青柳和美(区長推薦/副委員長)、小田育子(区長推薦)
宮前区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>