神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2016年6月10日 エリアトップへ

宮前区役所に新設された「地域みまもり支援センター」の担当部長に就任した 松浦 和子さん 瀬谷区在住 55歳

公開:2016年6月10日

  • LINE
  • hatena

誰かの役に立てる存在に

 ○…住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる仕組み「地域包括ケアシステム」を推進するため、保健福祉や子育て支援等の部署を再編して新設された「地域みまもり支援センター」の担当部長。就任から約2カ月、「地域で活動されている方がとにかく熱心。自分が住む街を良くしようという熱意が伝わってくる」と区民の印象を語る。地域で活動する人がより動きやすく、やりがいを持って活動できるよう環境を整えていくことが当面の目標だ。

 ○…入庁して30年が経った。「女は手に職」との母の教えから高校卒業後、資格を取ろうと東京理科大薬学部へ進学。将来を考えた時「生涯続けられる仕事がしたい」と薬剤師として入庁した。市立病院に7年勤め「薬局という限られた世界の中だけでなく、より広く多くの人と関わりたい」と異動を志願。健康福祉局や区役所衛生課等で経験を積んだ。地域包括ケアシステム構築には地域と医療、介護の分野との連携が不可欠。「医療現場での経験があるからこそ互いの立場を理解できる部分も多いはず。連携のお手伝いができれば」

 ○…出身は横浜だが、父親の転勤で3歳から10年間静岡で過ごした。子ども時代はおてんばで男の子とケンカすることもしばしば。自身を”親分肌”と例えるほど取材中もサッパリした雰囲気だ。一方で趣味は「お茶」と女性らしい一面も。自分で着物を着るだけでシャキッとしてリフレッシュになるとか。「一つひとつの所作に全て理由がある。一期一会の相手のためにその場でのベストを尽くすのが楽しい」と魅力を語る。

 ○…公務員の仕事の醍醐味は自分のことより人のことをまず考えること。行政には良い声も悪い声もたくさん届くが、どれも自分の住む街を良くしようという思いが詰まっている。そんな声を丁寧に拾うことが自身の役割とも。「地域でのネットワークを縦にも横にも広げ、皆で支え合う宮前区を目指していきたい」

宮前区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

飯田 康行さん

宮前消防署長に就任した

飯田 康行さん

横浜市在住 58歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

森川 敦子さん

運営する学童で企業と共創しSDGsプログラムを実施した

森川 敦子さん

宮前区在勤 38歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

岸 真介さん

馬絹地域の有志を率いて落書き消しを行った

岸 真介さん

馬絹在住 67歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook