水球のリオデジャネイロオリンピック男子日本代表メンバーで、宮前区の(株)プラザハウスに所属する荒井陸(あつし)選手(22)が、リオへの出発を前に14日、福田紀彦市長を訪ね、意気込みなどを語った。
荒井選手は高津区の出身で、小学生の時に地元のカワサキスイミングクラブで水球を始めた。大学最強の日本体育大学で鍛えられ、在学中に日本代表メンバー入り。身長168センチ・体重62キロと小柄だが、スピードを武器に海外の選手と対等に渡り合う姿から”世界一小さな巨人”と呼ばれている。
席上、荒井選手は「オリンピックに出場でき、あこがれの選手と対戦できるなんて夢のようです。リオ出場が決まってから200日におよぶ合宿を行い、1日1万メートル泳ぐなど、日本の戦術に欠かせない運動量に対応する体をつくってきました。また、自分自身は昨年の世界水泳の対ロシア戦から自信を深めている部分もあります。この春社員として受け入れていただいたプラザハウスを始め、支えてくれている方や今までお世話になった方々への感謝の気持ちを持ちながら、結果を残せるよう頑張ってきます」と語った。
それに対し福田市長は「五輪出場という快挙を成し遂げたことに敬意を表したい。子どもたちに勇気を与えてくれるプレーを期待しています」と激励の言葉をおくった。
水球男子日本代表は、32年ぶりに五輪に出場する。
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