宮前警察署(青木正浩署長)は振り込め詐欺を未然に防いだとして13日と19日、金融機関職員に対して感謝状を贈呈した。
13日には、城南信用金庫鷺沼支店、横浜銀行鷺沼支店、セレサ川崎農業協同組合野川支店、三菱東京UFJ銀行宮崎台支店の4店舗の職員(希望により匿名)に、19日には川崎信用金庫有馬支店の副支店長・佐藤浩一郎さんと預金係・篠原美紀さんにそれぞれ感謝状が贈られた。
各店舗ではいずれも、6月に高額の預金引き出しに訪れた高齢者に対して丁寧な声掛けと具体的な引き出し理由の聞き取りを行い、息子や警察、金融庁を語った振り込め詐欺の被害を未然に防いだ。
佐藤さんは「特に店舗が忙しい日に多い気がする。連休明けや給料日、年金振込日等は特に注意が必要」と話す。青木署長は「金融機関の皆様のおかげで5件も振り込め詐欺を防いでいただいた。手口などもしっかり勉強していただき助かっている」と協力に感謝した。
なお、区内の振り込め詐欺発生件数は7月18日現在で16件(昨年同期比4件増)、被害額は約7700万円(同約5600万円増)。全国、県内でも全体的に増加しており、同警察署では引き続き注意を呼び掛けていくという。
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