「子育てしやすいまちづくり」を目指して開講した『ピープルデザイン未来塾@宮前区』の受講者らが進めてきた企画が8月1日から始動する。プロジェクトの内容は、子育てサービスを提供する事業所、施設、団体などの発掘と、サービス提供の目印としてステッカーを貼ってもらうというもの。第1期として33スポットが集まった。
ピープルデザイン未来塾@宮前区は、多様性社会の実現を目指して活動しているNPO法人ピープルデザイン研究所代表の須藤シンジさんをコーディネーターに、宮前区の協力で開講。受講者は子育て世代を中心とした区民ら。今回、始動する企画はその中で生まれた。目的は地域全体で子育てを支援すること。「みやまえ子育て応援だん」と名付けられている。
8月1日からの第1期では同企画に33の事業者や団体、施設が賛同。具体的な支援内容は「ミルク用のお湯を提供してくれる」「おむつ交換ができる」「授乳室あり」などで、カーディーラーやコンビニ、市民活動グループ、病院、放課後デイサービス、公共施設などが参加している。スポット情報は応援だんのフェイスブックで随時更新される予定だ。また、今後は支援スポットのマップ化なども考えているという。
メンバーの1人の藤田友子さんは「これまで行ったことがない場所やお店等も訪れるハードルを下げるきっかけになるのでは。地域の繋がりを深め、広げていきたい」と話した。
13日には第1期の始動を福田紀彦川崎市長に報告。福田市長は地域改善にかける受講者らの思いと行動力に賛辞をおくった。
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