南平団地自治会では、2011年から高齢者の孤独死を防ぐことを目的として多様な見守り活動を行っている。
これは、同団地の住民の高齢化が進んだことを受け、老人クラブの友愛会と同自治会が中心となって事前に団地住民へのアンケートを行い、ニーズを把握した上で、住民への説明会を実施するなどして実現したもの。主な見守り活動として、団地内の空室を高齢者ならだれでも利用できる「交流スペース」として無料で開放している。また、交流サロン「ふれあいルーム」を毎月第4木曜日の午後1時から4時に団地集会所で開催。毎回、地域包括支援センターの職員が出席し、健康相談や介護相談を行ったり、講師を招いて講習会を行ったりしている。
さらに、同団地では日々の活動として見守りを希望した70歳以上の人を対象に、午前中のうちにベランダにハンカチかタオルを出してもらい毎日欠かさず安否確認をしている。 発起人の斎川渡さんは「交流の場があることで高齢者が外に出るきっかけにしてもらいたい。一件でも孤独死の件数が少なくなれば」と話す。
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