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宮前区版 公開:2016年9月2日 エリアトップへ

区交通安全母の会会長を10年間続ける 益子 久美子さん 東有馬在住 72歳

公開:2016年9月2日

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家庭から交通安全活動を

 ○…子ども達を悲惨な事故から守ろうと区内で活動する区交通安全母の会の会長を今年で10年務める。「会長が1番動く人間でないといけないという意識でがむしゃらに続けてきた。地道な活動を通して地域から交通事故を1件でも減らしていきたい」と話す。

 ○…同会での活動のきっかけは、町内会で推薦を受けたこと。それまで3人の子どもを育てながら、「地域に根を張りたい、地域に何か恩返しを」との思いで自治会の活動に参加。自治会の役員人事の一環で1990年に同会の一般会員となった。以降、会のスローガン「交通安全は家庭から」を胸に自分の身の回りから区内の街頭まで訴えてきた。

 ○…10人兄弟の8番目で、子どもの頃は大人しく物静かな性格だったという。久しぶりに学生時代の同級生と会うと当時とのギャップに驚かれるそう。「地域活動に参加するうちにいろんな人と交流して、いつの間にかおしゃべりになっちゃった。娘には話しすぎてもういいよとさえぎられるの」と笑う。趣味はビーズでキーホルダーアクセサリーを作ること。実際にお手製の作品を見せながら「テレビを見ながら作るのが楽しい。手先の運動にもなるしね」とにっこり。

 ○…「安全に気を付けてねと声掛けをすると、大丈夫だよと煩そうにされることも多い。だけど、大丈夫が1番危ない。煩いと思われても日頃から注意喚起していくことが大切」だと交通安全に対する思いを熱く語る。活動を長く続ける秘訣は「嫌われることも受け入れて、いつか理解してもらえると思う根性が大切」だと今までの経験を振り返りながら話す。実際に母の会が積極的に活動する地域は事故が少ないという。「事故の件数が減るとやっぱり嬉しい。それをやりがいに続けてきた。これからも体が動く限り活動を続けたい」。区内の交通安全の「母」は優しさ溢れる眼差しで地域を見守っていく。

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