商店街が市民の『学び舎』に─身近なプロの技や知恵を市民に教えてくれるさぎ沼商店会(築野千明会長)のまちゼミの参加受付が、きょう28日から始まる。
街ゼミは商店会に加盟すする各店舗が講師となり、地域住民に対して専門知識を提供する講座を開くというもの。参加費は無料か、材料費等、必要最小限となっている。
発祥は愛知県岡崎市。2002年に初開催され、地域と商店を結ぶイベントとして定着、今年28回の開催を数えるという。
さぎ沼商店会では2013年から開催。全国的には国や自治体からの補助金がなくなると同時にとりやめてしまう商店会もある中、「知恵と工夫」で継続。今年は夏秋の2回の開催を実現した。
さらに今回は新しい試みとして宮前図書館と連携。図書館ではまちゼミの講座内容に関連した本を集め、『まちゼミ』コーナーを作る他、関連本の案内強化をするという。期間は10月31日から12月6日まで。「受講後、もっと知りたくなった区民のため、また、図書館がまちゼミを知るきっかけの場所になれば」と図書館の舟田彰さんは話す。
「図書館との連携は、まちゼミを区内全域に広げるきっかけになり、また区民のみなさんの知識を深めるきっかけになる」と同商店会では期待を寄せる。
今回のまちゼミでは、商店会加盟店が全24講座を開く。内容は収納術や相続関係など多岐にわたる。
※中面に関連特集掲載。
宮前区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>