ライオンズクラブ国際協会330―B川崎地区の6クラブは、8月末に岩手県岩泉町を襲った台風10号の被災者に先月下旬、救援物資を送った。
岩手県を襲った台風10号は河川氾濫などで甚大な被害をもたらし、岩泉町を中心に県内で20人以上の死者を出した。
今回、6ライオンズが救援物資を届けたのは、家屋被害などで同町のホテルで避難生活を続ける被災者の内、60歳以上の高齢者140人に対して。
この被災者支援事業の仕掛け人でもある川崎富士見LC会長の山田甫夫さんらが事前に被災者に何が必要かを聞き、新品の下着や靴下、防寒シャツなどおよそ19万円分を揃え送った。
山田さんは「避難したのが夏で、寒さが厳しくなるこれからの季節の準備が進んでいないと聞いた。ぜひ、活用してほしい」と話した。
ゾーンチェアパーソンの高木伸一氏(川崎白百合LC)は「川崎と被災地のライオンズのネットワークがあってこその取り組み。クラブ同士の絆は大切だと改めて感じた」と話した。
330―B地区5リジョン2ゾーンに所属するライオンズクラブ(LC)は以下の通り。川崎西LC(浅野允侑会長)、川崎稲田LC(田村弘志会長)、川崎白百合LC(壁宣昭会長)、川崎富士見LC(山田甫夫会長)、川崎生田LC(村田章会長)、川崎多摩LC(石井利也会長)。
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