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宮前区版 公開:2016年11月4日 エリアトップへ

第45回「聖医祭」の実行委員長を務めた 石井 雅人さん 聖マリアンナ医科大学4年生 22歳

公開:2016年11月4日

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聖マリならではの学園祭を

 ○…11月2日、3日に行われた聖マリアンナ医科大学の学園祭「聖医祭」の実行委員長を務めた。今年のテーマは『愛と、人と、医と。』「日本で唯一のキリスト教系医科大学としての建学の精神に基づいたテーマを掲げ聖マリにしかできない学園祭を目指しました」と話す。注目して欲しいのは日本で初めて導入された勤務犬ミカの活動紹介だ。「ミカも立派な職員。彼の人を癒す活動を皆に知ってもらいたい」と熱く語る。

 ○…勉強だけでなく趣味にも夢中。所属する軽音楽部ではキーボードを担当している。実は実行委員に入ったのも聖医祭のときに同部活がステージの音響を担当していたことがきっかけなのだという。昨年の実行委員長から委員長職をバトンタッチされた時はプレッシャーも感じたが「安心して任せられる」と言われたことを励みにこれまでの経験を活かして準備を進めてきた。

 ○…産婦人科の医師を目指す。中学生の頃に自分が産まれる時に実は命の危険があったのだということを聞いた。「お産に時間がかかって、鉗子(かんし)分娩という産科鉗子(かんし)を使って赤ちゃんを引っ張り出す方法で産まれたそうなんですけど、その話を聞いて自分も人の命を救えるような仕事がしたいと思って医学に興味を持ちました」。5年生で行う実習は、先輩からは「熱心な先生たちから学ぶことはとても多く、ためになる授業」と評判で、今から楽しみだという。

 ○…実行委員長として心がけたことはメンバーの意見をしっかりと聞いてよりよい学園祭になるように「調整役」に徹したこと。いいものを作りたいという思いの下に集まったメンバーの熱い思いが時にはぶつかってしまうこともあった。しかし、メンバー全員の「学校の特色を生かして、地域の人との交流の場になって欲しい」との強い思いがあってのこと。この熱意が参加者みんなが楽しめる学園祭の実現に繋がっている。

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