川崎市中央卸売市場北部市場では、年末年始を彩る「食」の価格見通しを12日、発表した。それぞれの傾向は以下の通り。
青果部・野菜▽9月の天候不順で一部に入荷の遅れ。ごぼうやれんこん等の根菜類はやや少なめで、こまつな、ほうれんそう等の葉茎菜類、きゅうりやトマトなどの果菜類は順調な入荷が見込まれる。
果物▽みかんは昨年並みの入荷を見込む。りんご(ふじ)は青森県産が中心となるが、9月の天候不順の影響でやや入荷減となる見込み。いちごは産地の11月の冷え込みの影響で入荷遅れはありそうだが、前年並みの入荷となりそう。
水産物部・大物(まぐろ類)▽生本マグロの入荷量が前年よりやや増加見込みで価格は前年並み。冷凍インドまぐろ、生めばちも前年並み。冷凍めばちは入荷量減で前年よりやや高値見込み。生鮮水産物▽はまちは入荷数量が少ないため前年よりもやや高値の見込。酢たこは前年並み。煮たこ、養殖またいの価格は前年よりもやや高値見込。
冷凍水産物▽冷凍類は漁獲量等の減少で価格は前年よりやや高値。かに類、えび類も前年よりもやや高値になる見込み。
加工水産物▽あきさけが不漁のため、入荷数量が減少し価格は高値になる見込み。すじこ、いくらも同様。すけこ、塩かずのこ、かまぼこ、伊達巻は前年並み。
花き部・切り花▽気象の問題で生育の遅れ。年末までには回復予想。価格は前年並みに推移する見込み。
鉢物▽天候不調もあり、年末に向けて入荷量が減少。需要の減少も重なり価格も厳しい見込。
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