毎年恒例の宮前区消防出初式が14日、区内犬蔵の川崎市消防訓練センターで行われた。主催は宮前消防署(金子智哉署長)・宮前消防団(秋山明団長)。
今年は「防災は地域で守る自助共助」を統一標語に掲げ、消防関係者や地域住民ら約500人が来場し賑わいを見せた。一部では防火、防災に関して功績を認められた人や団体への表彰が行われたほか、川崎市消防音楽隊とカラーガード隊によるドリル演奏や初山幼稚園の幼年消防クラブによるソーラン節の演技が披露され来場者の目を楽しませた。
二部では、少年消防クラブや婦人消防隊による初期消火の実演や高層ビルでの火災を想定した救助訓練が行われ、ヘリコプターの登場や一斉放水が会場を沸かせた。
金子智哉署長は「昨年は国内で自然災害が多発しましたが、区内では大規模災害はなく、火災件数も23件と宮前消防署が開庁して以来最も少なく、区民の皆様の防火意識の高さに感謝いたします」と話し、消防関係諸団体と一体となり区民の安全確保に全力で取り組むと決意を新たにした。
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