パーキンソン病患者を理解し、地域で支えようと先月21日、専門医を招いた勉強会が障がい者支援施設みずさわ多目的ホールで開かれた。主催は自治会、福祉施設、団体らで構成される稗原ゆ〜ず連絡会(川田和子代表)。
講師を務めたのはかわさき記念病院副院長の長濱康弘氏。この日は地域住民が集い、パーキンソン病の症例や闘病生活等について学んだ。長濱氏は「病気は進行するもの。うまく付き合っていくことが大切」と話し、地域で理解し支えることが大切だと呼びかけた。
また、菅生台で35年間パーキンソン病を患う夫を支え続けている鈴木幾子(ちかこ)さんも登壇。「病気の進行に加え自分も年齢を重ね、いつ自分がどうなるかわからない。患者本人のためにも周囲を巻き込むことで咄嗟の時に備える体制をとっておくことが大切」と話し、周囲の理解を求めた。
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