毎年5月に開催されている米国ハワイ州ホノルル市主催のレイ・コンテストのリボンレイ部門で、2015年に1位、翌16年にも2位に輝いた区内菅生在住の中野むつみさんが7日、市役所に福田紀彦市長を訪ね、川崎市をイメージして製作したリボンレイを贈った。
中野さんは、大学生の頃にハワイに留学した折に地元の文化に興味を持ち、2006年ごろから本格的にハワイアンリボンレイを学んだ。08年には関東では初の日本リボンレイ協会公認インストラクター認定資格を取得。以後、リボンレイのスクールを主宰し、作品を作り続けている。
ホノルル市のコンテストは今年90回を迎える伝統あるもので、生花で作るフレッシュレイ部門とリボンで作るリボンレイ部門で技術やデザインを競い合うもの。一昨年初めて同大会にチャレンジしたところ、見事1位に輝き、昨年も2位を獲得するなど2年連続入賞を果たした。
この日は、入賞作品とともに、市長にプレゼントするために半月ほどかけて制作したというリボンレイを持参。市のロゴマークに使用している3色や市民の花のツツジなどをイメージしたレイを市長の首にかけた。
福田市長は「すごくきれいで素晴らしいですね。地元にこのような逸材がいてうれしい」とコメント。中野さんは「地道にやってきたことが世界で認められ励みになりました」と話していた。
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