認知症の人やその家族を地域で支えようとスタートした「土橋カフェ」(主催/土橋町内会ほか)が今年4年目を迎えた。毎月第1水曜日に開催されるこのカフェには認知症の人も、そうでない人も訪れ毎回80人以上が集い交流を深めている。
これまでは認知症専門医や介護職等を講師に講演を行うことが多かったが、より身近な親しみやすい話題で楽しんでほしいと今月1日に行われたカフェには地元米専門店(株)ヤマイチ(犬蔵)の小嶋和江さんを講師に招いた。この日も会場いっぱいの人が参加し、小嶋さんの話に熱心に耳を傾けていた。
小嶋さんは五ツ星お米マイスターの資格を持つ米の専門家。これまで小学校などで話をしたことがあるが、大人を対象にしたのはこの日が初めて。しかしフリップなどを使い、クイズ形式等で皆を引きつけ、米の選び方や研ぎ方、炊き方など、プロならではの知識を提供し、「よく噛んで、ぜひおいしいお米をたくさん食べてほしい」と呼びかけた。
講演後参加者からは質問が相次ぐなど好評だった。
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