南武線津田山駅から徒歩5分、線路に面した閑静な住宅街の一角に、子どもが作る自由な居場所、「子ども夢パーク」がある。ここでは「子どもの自由な発想で、遊び、学び、つくり続ける施設」という理念のもと、子どもたちの「やりたい」を形にしてきた。
パーク内には至る所に子どもたちの絵が描かれている。屋外広場には業者からもらった土が盛られ、子どもたちが泥んこになって遊べる。日によっては火起こしができ、のこぎりなどの工具も使え、屋外には子どもたちがスタッフと一緒に作った小屋や遊具が並ぶ。
「ここでは決められたプログラムがなく、子どもがやってみたいことを実現していきます」と所長の西野博之さんは語る。管理運営は(財)川崎市生涯学習財団とNPO法人フリースペースたまりばが行っているが、ルールやイベントなどは子どもたちが自ら考えていく。
2003年7月に開園したこの施設は01年実施の「川崎市子どもの権利に関する条例」の考えを体現する。西野さんは「一番大事なのは自分で考えて判断する力を育むこと」と言う。
開園は午前9時から午後9時まで。入場無料。5月6日(土)、7日(日)は「まいにちがプレーパーク」と称して火起こしや工具が使える。住所は高津区下作延5の30の1。(問)【電話】044・811・2001
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