区内初の「こども食堂」がスタートした―― 。有馬・野川生涯学習支援施設アリーノで、昨年から準備を進めていた「アリーノこども食堂」。18日に第1回目が開かれ、近隣住民ら約30人が参加した。
「こども食堂」は1人で食事をとることが多い子どもや共働き世帯などを対象にバランスのとれたあたたかい食事を提供する全国的な仕組み。同施設では、子どもの居場所づくり、地域住民同士の交流の場を提供したいとの思いで立ち上げた。
この日のメニューはミートローフ、コーンスープ、ピラフ、サラダ等。近隣の農家から提供された野菜で作った副菜も添えられた。参加者同士で「おいしいね」「ご近所ですか」等、食卓を囲んでの会話も弾み、交流を深めている様子だった。
この日、就学前の娘2人を連れて訪れていた参加者は「子育て中はこれだけバランスのとれた食事を作るのも大変。すごく助かる。周りのお母さん方にも教えてあげたい」と話していた。
なお、「アリーノこども食堂」は月2回、平日に開催。午後5時30分から7時30分。こども200円、保護者・その他大人300円。事前予約制。
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