サギヌマスイミングクラブ鷺沼に所属する伊東隼汰君(17)=早稲田大学高等学院3年=が8月に米インディアナポリスで開催される競泳・世界ジュニア選手権100m自由形の派遣選手に選出された。
世界ジュニア選手権の出場をめざす伊東君は、4月に愛知県で開かれた日本選手権水泳競技大会に出場。惜しくも世界ジュニア選手権の派遣タイム49秒90に0・1秒届かなかった。
東京辰巳国際水泳場で開催された「ジャパンオープン2017」が世界ジュニア選手権へのラストチャンス。伊東君は大会初日の5月19日、男子自由形100mに出場。予選で49秒76の自己ベストで泳ぎ派遣タイムを突破し、世界ジュニア選手権出場の切符を手にした。伊東君は「素直に嬉しいです」と笑顔で大会を振り返る。
幼稚園からサギヌマスイミングクラブ鷺沼に通う伊東君。中学1年生で全国大会に初出場し、中3で全国大会3位に。初めて全国の表彰台に立った。小学生では背泳ぎ、個人メドレーも泳いだが、中学生から自由形に専念。日曜日から金曜日まで鷺沼のプールに通い、土曜日は横浜国際プールに通うという生活を続けている。188cmの身長を活かしたストロークの大きい泳ぎが持ち味だ。
伊東君を中学1年生から5年半指導しているサギヌマスイミングクラブ鷺沼の小池忠昭ヘッドコーチは「彼の泳ぎは間違いなく日本のトップレベル。世界ジュニアに挑戦するレベルまで来るとは思っていた。まだまだ可能性を秘めているので楽しみ」と話す。
世界ジュニア選手権は米インディアナポリスで8月23日〜28日に開催される。伊東君は「外国人は泳ぎが早い。予選を勝ち抜き、決勝の舞台に立ちたい」と抱負を語る。
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