梅雨時に咲くハナショウブが今月2日、生田緑地の菖蒲園で見ごろを迎えている。=写真。
生田緑地東口ビジターセンター近くにある785平方メートルの湿地に約2800株が花開く。薄紫やアヤメ色など、紫の濃淡が涼しげに来場者の目を楽しませている。
生田緑地整備事務所によると、6月3日時点で5分咲き程度。日当たりが良い区域から咲き始めており、今年は気温の上昇が早いため、全体的に昨年よりも開花が早いという。「今月中旬には咲き終わってしまうのでは」と予測している。
ハナショウブはアヤメ科でカキツバタとも似ており、花弁の元に黄色い線があるのがハナショウブの特徴だ。中原区から訪れた由良文隆さん(62)は「咲き始めでとてもきれい。この時季にしか見られないから良かった。この菖蒲園は人がしっかりと管理しているのが伝わってくる」と話していた。
開花情報などの問い合わせは東口ビジターセンター【電話】044・933・2300。
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