『せいじのみかた』VOL.81 スポーツ局新設”仏作って魂入れず”では意味無い 神奈川県議会議員 飯田満
県議会における今年度の所属委員会が決定しました。私が所属する委員会は「県民・スポーツ常任委員会」です。
昨年度から神奈川県の知事部局に「スポーツ局」が新設されました。このスポーツ局については、前期から一貫して、議会で議論して来た成果が具体的な形となったものです。
専ら教育政策や教育行政を研究してきたことから地方教育行政の一部を改正する法律を根拠に、教育委員会が所管するスポーツに関する事業を知事部局に移す法改正を活かした提案でした。
しかし、スポーツ局を新設したことで100%納得しているわけではありません。「仏作って魂入れず」とは正にこの事で『スポーツと施設』はセットで一体的に考える必要があるにも関わらず、競技はスポーツ局、グラウンドや体育館などの施設は県土整備局や教育委員会が今なお所管しているのが実態です。
スポーツ局がスポーツ施設を一元管理し、所管することで各種スポーツ界の発展、県民の利便性向上が図られることを確信し、行政の岩盤規制でもある縦割りを撃破し、横串を刺して行きたいと考え、今年度も全力で発言、行動して参ります。
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4月19日
4月12日