「有馬こども会」(浅井敏晶会長)が今年創立50周年を迎えた。17日には節目を祝う式典が行われ、歴代会長や関係者ら100人以上が出席。半世紀に及ぶこども会の歩みを振り返った。浅井会長は「次の50年にむけて、より地域に密着して取り組んでいく」と話す。
「有馬こども会」は1967年の創立。発足当初は、有馬・東有馬・鷺沼町会の子どもたちが所属していた。
現在は有馬・東有馬地区の子どもたち100人程とその保護者が参加。盆踊りや有馬神明社の神輿担ぎ、芋ほり、多摩川清掃など、地域と共同で様々な活動を続けている。
世間的には塾や習い事など子どもたちの選択肢が増える中で、こども会への加入減が課題となる団体も多い。こういった状況の中でも有馬こども会では地域密着で取組を続け、会員数をキープしている。部活動も活発で少年野球や少女ソフト、太鼓、バドミントン、羽根つき部といったクラブ活動がある。現会長の浅井敏晶会長は「歴代の先輩方が積み上げ、継続してきてくれた活動のおかげ。地域と共に楽しむ、という形が今も浸透している」と話す。
地元出身で親子3代で参加している家庭や、転入世帯で新たに有馬に根を下ろした家庭など会員は多様だが、こども会の活動が親同士の交流にもつながっているという。浅井会長は「この先、60年、70年と未来への橋渡しをするために、会の魅力を広く伝えていく」と決意を新たにした。
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