第6期宮前区区民会議の第5回会議が、16日に区役所大会議室で開催された。
区民会議は、区民の参加と協働で地域の課題を解決することを目的としており、今期は地域福祉部会とみやまえ活性部会の2つに分かれて活動している。
今回は、全体会議として川田和子委員長ら18人の委員(2人欠席)と、参与を務める持田文男県議、織田勝久市議、矢沢孝雄市議、事務局として小田嶋満宮前区長ほか各担当部署の課長らが出席した。
会議では、前回1月に開かれた全体会議以降に開催された両部会の活動について報告。
地域福祉部会では、特に認知症についての理解や地域支援を進めようと、3月にかわさき記念病院スタッフやキャラバンメイト、家族会のほか、企業や中学生、一般が参加しての「認知症サポーター養成講座」を開講。そこから寄せられた意見等のほか、6月に実施した認知症カフェの土橋カフェの視察をもとに、今後さらなる推進を図るためにフォローアップ研修等の実施や「地域福祉コンシェルジュ(仮称)」の育成などを今後の方向性にしていくことを報告した。
一方、活性部会は同じく3月に開催した「地域でお友達・お仕事さがし」というテーマのフォーラムに、福祉・文化・子育て・スポーツなど様々な分野で特技を持つ区民40人が参加。それを受けて5月に開いた同テーマの会議を経て、手作り品等を販売する場を設け地域貢献・活性化を目指す「クラフト市」や「SHOP IN SHOP」を、具体的な取り組みとして今後検討していくことなどを報告した。
両部会とも7月に次回の部会を予定。来年3月の任期終了までに、取り組みを形に出来るように進めていく、としている。
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