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宮前区版 公開:2017年10月20日 エリアトップへ

12月に東京で初の個展を開く色鉛筆画家 今福 優子さん 馬絹在住 45歳

公開:2017年10月20日

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琴線に触れる作品を描く

 ○…女性、花、そして成長とともに姿を変える蝶をモチーフに、自分の中に湧き出る感情や美しさを色鉛筆で表現。独自で制作を始め、わずか3年で展覧会で数々の賞を受賞した。今年12月に東京・新宿で初の個展を開催する。ギャラリーからの招待という形での実現に、「個展をやりたいと考えていたので、ありがたかったです。楽しみな一方、ギャラリーの方、自身が納得できる作品を出したいという強い思いで制作に取り組んでいます」と、表情が引き締まる。

 〇…幼少から絵や図鑑が好きで、特に解剖図がお気に入り。大学進学の折には「解剖学を研究したい」と農業大学を選んだほど。食品メーカーに就職したが、絵を本格的にやりたいという気持ちが高まり、土日休みの企業に転職。絵画教室に通った。油彩を学び、その後はパステル画に取り組む。しかしある時立ち寄ったギャラリーで色鉛筆画に遭遇。その繊細さ・美しさに一瞬で虜になった。独学で始め、一昨年ギャラリーデビュー。「解剖に取り組んだことが、結果的に描くことの基本となる観察力を身につけることに繋がったと思うんです。あのダヴィンチもたくさんの人体解剖図を描いていたのですから。人生には無駄はないと実感しています」とほほ笑む。

 〇…幸区に20年ほど暮らし、作品が置ける広い物件を求め、今年宮前区に。平日は教育研修の企画会社に勤務している。「賞をいただいたり、購入して下さる方がいて夢を追えるという実感が湧いてきました」と穏やかな表情。現在は個展に向け、15点の新作を同時進行で制作する日々だ。

 〇…目標はグループ展にも出展しつつコンスタントに個展を開き、画家のみで生計を立てること。「男性にも女性にも観てもらいたい。単純にきれいというだけでなく、その人その人の感情に何か引っかかるだけで嬉しい」。表情と言葉からも深い感性と美しさがこぼれていた。

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