小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載111回 くにこの県庁見聞録 責任の重み
(司会)今でも大きな余震?が続いていますね。
(くにこ)この程度の揺れなら大丈夫、だなんて慣れって恐ろしいです。
(司会)今回の地方選は投票率も低かったですし、大震災の影響下で大変静かな選挙でしたね。
(くにこ)選挙カーのスピーカー音量を落としたり、選挙カーそのものを使用しなかったり、街頭演説をするにも遠慮しながらだったりと、平常とは全く異なる状況でしたね。募金活動をされている方々と重なってしまった時は、こちらが遠慮したりしましたし。
(司会)特に土曜、日曜などは、スポーツ選手やボーイスカウト、各種団体など非常に数多くのグループが募金活動を展開していましたからね。
(くにこ)募金活動に参加されている方も募金する方も、非常に尊い行動だと思います。私が街頭演説をしている時に被災地について触れると、募金箱も置いていないのに、募金したいと預けて下さった方々がいらっしゃいましたよ。
(司会)そういうお金はどうされましたか?
(くにこ)赤十字に友人が働いていますので、後日届けました。
(司会)それにしても、くにこさん、地方選では大きな得票でしたね。
(くにこ)はい、お陰様で3万609票と、前回の3期目の当選時より、得票数が伸びました。
(司会)それって、投票場に足を運んだ方々のおよそ2人に1人がくにこさんに投票した事になるのでは?
(くにこ)重い責任をずっしりと感じました。これまで以上の、さらに重い責任をです。
(司会)そうですか。街頭活動中にも大きな声援をもらっていましたね。見ましたよ。
(くにこ)足の不自由な方が私を見つけてわざわざ近くまで来られて声をかけて下さったり、ご高齢の方が、期待していると声をかけて下さったり、若い方からお年寄りまで、温かい励ましを頂いて、その度に胸を打たれ、涙が出ました。
(司会)それじゃあ、泣きっぱなしだったんではないですか?
(くにこ)「泣きのくにこ」と有名みたいですけど、人の気持ちやご厚意に触れると尚さらなんです。皆さんのご期待を胸に刻んで、重い責任をしっかり果たしていけるように努めます。これからも頑張ります。
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4月19日