高津区民祭が中止に 来年は開催予定
7月下旬に開催予定だった第38回高津区民祭の中止が先月26日、同準備実行委員会(吉崎隆男委員長)によって発表された。
同準備実行委員会では区民祭開催に向け準備を進めてきたが、3月11日に発生した東日本大震災を受け、4月21日に開かれた副実行委員長以上の役員会で中止を決定した。余震が続き関東直下型地震の発生も取沙汰される中、来場者らの安全等を最優先に考えた結果。来年の区民祭は第39回として開催する予定で「早めに準備を」との声が挙がっているという。
昭和49年に「高津区民納涼祭」として開催されて以来、高津の夏の風物詩として親しまれてきた高津区民祭。大山街道一帯を舞台に、街道を練り歩くパレードやコンサート等の出し物が用意される地域の一大イベントは、例年、20万人を超える人出で賑わう。
大山街道沿いの、ある事業主は「中止は残念。(被災地支援の)チャリティカラーを前面に出して開催するという考え方もあったのではないか。花火大会はどうなるのか」と話していた。
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4月19日