小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載113回 くにこの県庁見聞録 初の女性政調会長
(司会)県議会はもう始まったんですか?
(くにこ)19日から23年度第2回定例県議会が開会しました。選挙直後から県庁に詰めっぱなしですから、やっとという感じです。
(司会)へえ?開会前にどんな作業があるんですか?
(くにこ)まず、各会派が決定した後、本会議での代表質問時間の総枠と各会派の持ち時間を決定。常任・特別委員会の委員数、正副委員長ポストをどの会派がいくつ取るかという割り振りを決定、などなど本会議前に決定すべき事柄が多数あるんですね。
(司会)まず会派届けを受けて、すべてを決定するんですよね。
(くにこ)はい、5月2日に各会派の届けがあり、どういうグループ単位で一期4年を議論していくのか、いわゆる「会派」が決まります。これを基本に議長、副議長、各委員会の正副委員長のポスト争奪戦が展開される訳です。選挙の度に議員の1/3が交代する中、今回は自民党が107名の議員定数に対し44名を占め圧倒的な第1会派になったんです。新人ばかりの新会派もあり、事前交渉も最初から荒れ模様です。先週も県庁で夜12時近くまで足止めされたんですよ。
(司会)それは大変だ。
(くにこ)でもね、ポスト争奪も政策に提言を反映していく為には重要な交渉です。正副議長、委員長ポストの獲得により、県議会の方向を左右できますからね。
(司会)第1会派の責任は本当に重いんですね。くにこさんも4期目の県議会議員ですから重い役割をこなすべき時なのでは?
(くにこ)え?ズバリ聞きますね。実は、お陰さまで16日に自民党会派の政調会長に就任しました。自民党では初の女性政調会長です。大丈夫なのか?という心配もあったと思いますよ。
(司会)でも「政策一筋」のくにこさんには、やりがいがありそうですね?
(くにこ)そりゃあ、その通りですけど…。知事も変わり、圧倒的な県議会第1会派自民党として知事とどう向き合っていくか?県の行政当局と議会側の政策調整、及び推進の責任者が議会第1党の政調会長ですから、私の課題は非常に重いんです。
(司会)大丈夫です!皆、くにこさんを応援してくれますよ。がんばって下さい。
(くにこ)ハイ!応援をよろしくお願いします。
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4月19日