6月19日(日)高津の緑地活動体験会を企画した「川崎・多摩丘陵の里山を守る会」副代表 田中 郁子さん 末長在住
”緑地の魅力”多くの人に
○…来年3月開催の緑地活動写真展に向け、末長地区に広がる緑地や公園に出向き自然に直接触れるイベントを主催。高津市民館自主企画事業の1回目として行われる。「駅に近く都市化した地域にも、たくさんの自然が残っていることを知って欲しい」との想いから始めた写真展だったが「これまでとは違う形にチャレンジしたい」と考え、普段の自分たちの活動を体験し撮影に活かしてもらう事を思いついた。「自らの手で自然に触れることで見えてくる魅力がきっとあるはず」と多くの参加者が集まることを期待する。
○…末長熊野森緑地を中心とした丘陵地にある「江戸見桜」「ターザンの木」などの保護活動や人間と自然の共存を目指す会として2000年に発足。末長では毎月1回緑地内のごみ拾いや草刈、剪定作業を行う。「仲間と話し合いを重ねながら活動するのはとても楽しい。自分たちの手で緑地を作ったという充実感が持てるんです」と笑顔を見せる。昨年「たかつエコ・エネライフコンクール」グループ特別賞の受賞は「(雑木林の再生など)今までの活動が評価された」と自信につながった。
○…夫と二人の子どもとの4人暮らし。夫の仕事の関係で引越しを繰り返し、今の地に住んだのが13年前。程なく、近隣で起こった保全運動に参加、現在の緑地活動へのきっかけとなった。幼い頃からずっと音楽に親しんでおり「今は、友達とコンサートに出かけたり、大好きな愛犬との散歩で四季折々の自然を感じることが幸せ」とにっこり。
○…緑が生い茂るこの時季に草刈などの体験活動を行い、学習会や現地見学会を実施後、写真展の写真を募集する。「新たに多くの人が、自然に関心を持つような写真展にしたい」と緑地体験を活かした写真に期待を寄せる。「地球全体の環境を守っているなんて大げさなことは言えないけれど、少しでも自然保護に貢献できれば」
|
|
|
|
|
|
|
<PR>