防災講座に市民26人 救命講習や図上訓練など対策学ぶ
地域防災や災害ボランティアについて考える講座が今月16日から18日の3日間に渡り、プラザ橘で開催された。かわさき市民活動センターが主催したもので今年で16回目。
講座には公募で集まった市民26人が参加した。初日は市民団体・防災ネットワークプランの井上浩一代表を講師に災害ボランティアの心構えについての講義があり、午後からは高津消防署職員の協力で普通救命講習が開かれた。参加者たちは救急救命士からAEDの使い方や心臓マッサージの指導を受け、同署から全員に終了証が交付された。
2日目には3グループに分かれて「防災まち歩き」を実施。会場周辺の久末地区を2時間ほどかけて実際に歩き、防災倉庫の位置や災害時に危険と思われる場所を確認。その後、地図上に示して対策をイメージする図上訓練を行った。
最終日は市内の災害活動関係者と参加者による交流会があり、区内在住の50代男性は「東日本大震災後に防災について深く考えるようになり今回参加した。改めて知ることや学ぶことが多かった」と感想を話していた。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日