高津区ホームページ 40のクールスポット公開中 8月にはマップを発行
環境に配慮した取り組み「エコシティたかつ」事業を推進する高津区では、これまでに市民と協働で進めてきたヒートアイランド調査の結果から得られたクールスポット(涼しい場所)のデータをホームページ上で公開し、注目を集めている。
ヒートアイランド調査は、市民と行政のほか、首都大学東京とマルティスープ(株)といった大学や企業とも協働し約2年間かけて実施した。GPSと電子温度計を使用して、街の隅々を歩きながら区内各地の気温を測定。これまで夏と冬の早朝と日中の時間帯を4回ずつ延べ8回計測し、集められたデータはマップ上に、温度の高低差を色分けして表示している。
温暖差の特徴として区内では、溝口駅周辺や国道246号線沿い、大山街道沿い、市街地などの気温が高く、ヒートアイランド現象が起きていると見られる。一方、梶が谷駅東部の山あいや津田山駅北部、平瀬川沿いなど標高の高い一帯や緑地の多い場所の気温が低く、気温の高低差は最大で4度あった。
ヒートアイランドデータや区内40箇所のクールスポットをまとめたマップは、区のホームページ(【URL】http://www.city.kawasaki.jp/67/67tisin/eco_city/index.html)で確認できる。また、区では持ち歩きながら散策できるようA2サイズのヒートアイランドマップを製作し、8月中旬ごろに配布する予定になっている。問い合わせは区役所企画課(【電話】044・861・3132)へ。
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4月12日
4月5日