小川くにこ県議にインタビュー 連載118回 くにこの県庁見聞録 女川町にて 編集・制作/政策科学総合研究所
(くにこ)7月14日に県議会が閉会して、あっという間に8月になっちゃいました。
(司会)くにこさん、少し陽に焼けたような感じですよ。
(くにこ)えっ、またシミが増えちゃうな。多分、先月の25、26日に被災地の女川町に議員仲間と炊き出しに行った時に焼けたんですね。ほとんどの建物や木々が津波にさらわれてますから日陰がないんですよ。
(司会)あの東日本大地震の津波で大被害を受けた女川町に行かれたんですか?
(くにこ)はい、石巻市と女川町、女川原発を訪問してきました。今まで被災地を訪問する機会がなかったんですが、ちょうど自民党の議員仲間で炊き出しを行う計画があったので、同行しました。三浦すいかや中華饅頭、Tシャツやポロシャツなどできるだけの品物を持参したんですが、全て地元の方が喜んで持って行って下さいました。石巻市内のお寺に到着してから、冷やしたり、蒸したり、切ったり、後片付けしたりと慣れない場所での作業でしたので、思いのほか疲れましたね。とにかくハエが多くて!私なんかハエトリ紙に巻きつかれて、ハエだらけになっちゃったんです。
(司会)テレビや新聞で報道されている通り、悲惨な状況なんでしょうね?
(くにこ)ええ、それはその通りです。ただ、道案内して下さった方が、須田さんという地元の県会議員さんだったので、ご自分の被災体験から、議員として、どういう活動をしているのか、被災者の方々の考え方や行政の問題点、復興の課題など、議員としての視点からのお話を伺えたのが大変勉強になりましたね。
(司会)へえ?それは貴重な情報ですね。
(くにこ)そうですよ。ご自宅も女川町役場のすぐ近くなんですが、新築の家が今は鉄筋の枠だけになっているんですからね。仮設住宅の抽選に2回もはずれたと明るく話されている姿に感銘を受けました。どう立ち直っていくかという課題を前に、市民とのネットワークを生かして、元気モリモリにがんばっている須田県議はすばらしいと思いました。訪問した私たち全員が、彼を含め、現地でがんばっていらっしゃる方々を心底応援したい、お手伝いをしたいと改めて感じたと思います。
(司会)そのくにこさんの体験が神奈川県政に生かされるように、期待してます!
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4月26日