久末産野菜買い物ツアー "農"と"エコ"の活性図る 12月4日(日)実施、参加者募る
使用済みのてんぷら油(廃食油)を原料にした燃料で走るエコバスに乗り、橘の農産物を買うツアーが12月4日(日)に開催される。農業を活かした地域活性と資源の循環をテーマにした2つの市民団体が協力した初の試み。現在、参加者を募集している。
ツアーを企画したのは、農業を活かした地域活性化事業「たちばな農のあるまちづくり」を、高津区役所と協働で推進するNPO法人ぐらす・かわさき。参加者が地元産の野菜を購入することで、区内の農業の周知や農地の保全につなげたいとの想いがある。
ツアーには、かわさきかえるプロジェクト(伊中悦子代表)が運行し、廃食油で作ったバイオディーゼル燃料で走らせることでCO2の排出を抑えたエコバスを使用。高津区が推し進める農業と環境を意識したイベントが実現する。
当日は、高津区役所に8時45分に集合し9時に出発する。橘地区伝統の久末農産物品評会での観賞と買い物後、久末小学校のバザーに立ち寄り、その後は近隣の農地や緑道を散策する。午後1時半終了予定。
久末の農産物品評会には、約20軒の農家が参加。キャベツや人参、ほうれん草、柿、みかんなどの野菜や果物約600点が出品され、形や糖度などを参考に審査し、賞が贈られる。審査後は一般公開され購入できるとあって、これまでに多くの区民が参加している。
同NPOは、都市近郊の農地が、緑地としても重要な意味を持つとの観点から、「新鮮な野菜や農家の方々との出会いを通して、参加者に農地の大切さと、食と健康の大切さを実感していただきたい」と話した。
現在参加者を募集中で、参加費は無料、定員は先着25人。持ち物は買い物バッグなど。申し込み、問い合わせは同NPO(【電話】044・922・4917【FAX】044・922・4919【メール】tachib@grassk.org)へ。
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4月19日