スポーツ関連30組織が交流 情報共有・発信の意義再確認
高津区ではスポーツに関わる団体等が官民一体のネットワークをつくり、より多くの区民に運動を通じた健康づくりの場を提供する取り組みが進められている。今月8日には関連約30組織の責任者らが顔を合わせた初の交流会が行われ、情報を共有し、区民に広く発信していく活動の方向性を確認した。
「たかつスポーツねっと」交流会は、NPO法人・高津総合型スポーツクラブSELF(平口和宏会長)が主催した。2011年度の高津区協働事業提案事業に認定されている「高津区スポーツネットワークづくり推進事業」の一環。
初の交流会にはボウリング場やスイミングクラブ、地域団体、区役所各課などから代表者らが参加した。平口会長は「ネットワークの活性による元気な高津の構築に期待する」と挨拶。行政から参加した秋岡正充副区長は「行政としても生涯スポーツの振興に取り組んでいるところ。官民の壁を越えたスポーツの情報発信は市内でも初ではないか。これからも様々な可能性を探りたい」と今後の展開への期待感を口にした。
出席者は自己紹介に続いて組織の取り組みを説明。同NPOの菊地正副会長は「(事業内容などの)互いの発見の積み重ねが貴重。皆様の活動をネットして、大いに頑張っていきたい」、また活動の中心となっている事務局の戸沼智貴さんは「取り組みの認知度を上げるPRにも力を入れていきたい」と話していた。
同NPOは今年度、主にホームページ上で各団体等の情報を発信してきた。区内のスポーツに関する情報を一元的に盛り込むことで、区民の健康づくりや仲間づくり等に役立ててもらおうとの目的がある。
対象は民間のスポーツ団体やNPO法人、学校関連、企業、施設など。登録数は、年度内の目標30に対し現在33団体。ホームページでは各団体の取り組みや施設の紹介のほか、区内の散歩コースも紹介している。
なお、登録団体を随時募集している。問い合わせは事務局(【電話】044・833・2555)へ。「たかつスポーツねっと」のホームページアドレスはhttp://takaspo.net/
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4月19日