(PR)
高津スポーツセンター 「筋肉も貯金できる」 無料講座5月18日スタート、先着20人
「歩いているだけでは筋力は衰える」
筋力低下による変形性膝関節痛や腰痛等に悩む高齢者が多い中、将来のために筋肉を蓄える「貯筋運動」が注目されている。最低限の自立した生活を営むことができる筋力を長く維持することが主な目的。
「貯筋運動」は、東京大学名誉教授で国立鹿屋体育大学学長・福永哲夫氏の20年以上にわたる研究から生まれたプログラム。科学的・医学的根拠に基づいた、60歳からでも始められる高齢者に適した運動法だ。
プログラムでは特に、他の筋力と比べ低下が著しい脚筋力と腹筋力に着目。なぜなら加齢とともに筋力が低下すると、立ち上がる、歩く、階段を昇るといった動作がスムーズに行えなくなる。もし転倒するなどして骨折し、運動できない状態が続くと、さらに運動機能が落ち、寝たきり生活になることも少なくないからだ。体重1kgあたり10g以下の筋量になると歩けなくなるという。
「怪我や入院等をきっかけに寝たきりにならないように、普段から一定水準以上の筋力を蓄積しておきたい」とトレーニングに励む人が多い。高津区内の町会の集会所等で行われている「貯筋運動教室」には、月4回のトレーニングで月謝3000円という低料金ということもあり、延べ100人以上が参加している。
有資格者が講師
講師は、高齢者の身体的特徴を熟知し、貯筋運動の指導資格を有するベテランの健康運動指導士。
ハードなトレーニングと違い、筋力の弱い人や運動に慣れていない人にも気軽に始められるのが特徴。特別な器具等を使わず、体重を利用した簡単な運動だからこそ、継続して行える。
無料体験の会場は高津スポーツセンター。対象は60歳以上で医師から運動を禁止されていない方、申し込み先着20人。日程は5月18日(金)・25日(金)・6月1日(金)・8日(金)の4回コース。時間は午後1時45分から同2時45分。初回は「貯筋運動」の説明、2回目からトレーニングを行う。参加者には、運動した履歴を数値化して記録できる「貯筋通帳」も発行される。運動しやすい格好で、水分補給できるもの、タオルを持参。
申し込み、問い合わせは貯筋運動教室事務局カワサキ・スイミングクラブ(【電話】044・811・3415/(火)除く)まで。4月29日から5月2日は休館。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日