大島あきらの市政レポート【9】 議場への国旗掲揚を決議、また、議会改革をより一層推進 川崎市議会議長大島あきら企画・製作/大島あきら事務所
(聞き手)先の第2回川崎市議会定例会の6月22日の本会議で、国旗・市旗の掲揚を求める決議案が賛成多数で可決されましたね。
(大島)はい。早ければ9月議会から掲揚されます。実は全国の政令市で国旗を掲揚していないのは川崎だけで、全国議長会の席上でも話が上がりました。平成11年に国旗及び国歌に関する法律が施行され、日章旗を日本の国旗とすることについて法律的な根拠が与えられましたし、会議やスポーツといった国際交流の場でも、日の丸は日本の象徴として認められています。国旗・市旗の掲揚を機に、市民の代表としてより一層真摯に議会活動に励みたいと思います。
(聞き手)今年はロンドン五輪も開かれますし、良いタイミングですね。さて、昨年12月に設置された議会運営検討協議会での協議も進んでいますが。
(大島)はい。川崎市議会の議会運営委員会のもとに発足した協議会では、改革が速やかに進むよう正副座長と委員5人という少数精鋭で各協議に臨んでいます。検討課題は▼区長の一般質問等への出席(予算決算時)▼委員会傍聴の原則自由化▼質問経過時間等の表示▼代表質問のあり方、一般質問のあり方▼会期の見直し▼請願・陳情の審査等の取扱いに関するあり方▼会議時間のあり方――など16項目に及びます。今年1月から7月初旬までに開かれた協議会は計8回。その中で「市営住宅又は特定公共賃貸住宅の使用料の支払又は明渡しに係る訴えの提起、和解及び調停に関すること」を、地方自治法第180条第1項に基づく市長の専決処分事項とすべき、とした結論については、議運において協議会の報告書通りとすることが決まり、6月22日の本会議に議運から委員会提出議案が提案され、全会一致で可決されました。議運で積み残した課題についてスピーディかつ的確に対応し得る協議会によって、これからも議会改革の推進が期待されます。
(聞き手)議会改革には昨年の議長就任後も積極的に取り組まれ、昨夏市議会の節電対策では40%以上を削減する成果を上げました。
(大島)改革には時間や体力を要しますが、身近な取り組みの積み重ねが大切です。市民に開かれた、より効率的な議会のあり方を今後も模索していきたいと思います。
(聞き手)議長就任2年目も地域のための活動をお願いします。
(大島)頑張ります。
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4月19日