高津小学校記念事業 「歴史の小径」寄贈
川崎市立高津小学校(須田昭雄校長・1043人)校庭で10月28日、高津小学校創立100周年兼140周年記念事業として作製されたモニュメント「歴史の小径」除幕式が行われた。
同校は今年、1873年(明治6年)に溝口、下作延、久本の各私塾を併合した溝口学舎が宗隆寺に創立してから140年、1912年(明治45年)に現在の位置に校舎を建設し、高津村立尋常高等小学校創立から100年という節目の年を迎えた。
これを記念して、同事業実行委員会(斉藤眞弘委員長)が記念事業の一つとして、同校の歴史をタイル画に描いたモニュメントを寄贈することを決め、この度校庭に設置された。贈られたモニュメントは10台で、パネルには「関東大震災後の新校舎」「初めての航空写真」などの表題と説明、写真で構成されており、歴史の小径の解説パネルもある。「本校に縁のある人たち」では、岡本太郎の母で小説家の岡本かの子(明治28年入学)や陶芸家の濱田庄司(明治33年入学)ら卒業生の写真が展示されている。
同校の卒業生でもある斉藤さんは「長い歴史の中、地域の方々に支えられてきました。関東大震災で校舎が倒壊した時は、地元の方々に土地をご提供いただき、現在の場所にいち早く再建が出来ました。委員会一同、ご協力いただいた多くの方々に大変感謝しております」と話した。11月10日(土)には同校で記念式典が行われる。
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