口腔がん検診に35人 市歯科医師会が実施
口腔がんの早期発見のため、川崎市歯科医師会は9日、百合丘歯科保健センター(麻生区高石)で市民を対象に口腔がん検診を実施した。同会は、口腔がんの早期発見に歯科医師が果たす役割の重要性を伝えるほか、地域の口腔保健向上を目指している。
当日は市内に住む60、70歳代を中心とした35人が受診。日本口腔外科学会の専門医、歯科衛生士らの診察を受けた。
同市歯科医師会によると、国内の口腔がん患者数は現在年間約6000人。早期口腔がんには特有な自覚症状が表れず、医療機関への受診が遅くなる傾向がある。早期がんの5年生存率は90%だが、進行がんでは50%ほどだという。
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3月29日