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高津区版 公開:2013年3月22日 エリアトップへ

高津区少年野球連盟の会長を務める 鈴木 啓之さん 上作延在住 67歳

公開:2013年3月22日

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まっすぐに野球一筋

 ○…球春到来、多摩川のグラウンドに子どもたちの元気な声が帰ってきた。「日曜日に野球場に行くのが日課みたいなもの。ワクワクするね」。白球を追いかける少年のような笑顔で語る。高津区少年野球連盟の会長に就任して今年で4年目。昨年は創立20周年という大きな節目を迎えた。「とても感慨深い。私は5代目の会長だが、これまで連盟に携わってきた皆様に感謝することができた」と20周年式典を振り返る。

 ○…静岡県沼津市の生まれ。少年時代の遊びは、野球くらいしかなかった。「ビー玉を布で巻いてボール代わりにしてね。一人で壁当てして遊んでいたよ」と当時を懐かしむ。中学校の部活動で本格的に野球に没頭し、4番エースの大黒柱としてチームを牽引。高校ではキャプテンを任された。大学受験で上京。中央大学に入学し、野球を続けた。「プロ野球・大洋ホエールズ(当時)で活躍した中塚政幸選手もチームメイトだった」と胸を張る。大学時代は、付属高校の野球部の代理監督を任される貴重な経験も。ぶれることなく、信念を持って野球の道を歩んできた。大学卒業後は、印刷会社に就職し、結婚を機に川崎に移り住んだ。

 ○…息子が小学3年生のときに、子ども会の少年野球チームに入会。それが高津の少年野球に携わるきっかけとなり、地域のために尽力してきた。「子どもたちに野球の楽しさを伝えたい」。その一心で、自分の子どもがチームを卒業しても指導を続けた。休日は野球漬け。家族から不満は? との問いに「家族の理解がないと続けられませんよ。妻にも助けてもらっています。娘には怒られたことがあるけど」と頭をかく。少子化の影響でチーム存続のために努力する一方、女子チームにも力を入れたいとの展望もある。元気の秘訣は子どもと触れ合うこと。「子どものためにも健康でいないと」。日曜日の多摩川のグラウンドには、子どもに負けない元気な声が響く。

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