川崎市内を流れる二ヶ領用水をテーマに、区民が作詞作曲した「二ヶ領用水四百年の歌」がこのほど完成した。5月25日(土)に高津市民館大ホールで開催される虹色コンサートで、作曲を担当した古渡智江さんが新曲を披露する。
川の清掃や保存活動などをしている二ヶ領用水ウォッチング・フォーラムの阪口拓造代表が作詞した。
阪口さんは2011年に竣工400年を迎えた二ヶ領用水の歌を制作したいと、歴史や久地にある円筒分水の役割をテーマに作詞を開始した。
完成後、曲を付けてもらいたいと声楽家の古渡さんに作曲を依頼。「有名な歌手の古渡さんに曲を付けていただいて嬉しかった。歴史を忘れないように歌とともに地道な活動を続けていきたい」と阪口さんは話す。
二ヶ領用水を保存する市内の団体などと活動をともにする古渡さんは「学校の吹奏楽部で演奏できるようなマーチ風にした。みんなで歌える曲になってほしい」と期待を込めた。
コンサートでは同時に、二ヶ領用水をテーマに作られた「宿河原堀・桜の四季〜二ヶ領用水のうた〜」(作詞/小川淳子さん、作曲/古渡さん)「ほらほら見てごらん」(作詞/関山レイ子さん、作曲/ラギュぺさん)の2つの新曲も披露される。
虹色コンサートは午後2開演、当日券も若干残っている。問い合わせは古渡さん(【電話】044・811・7863)まで。
高津区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>