「日本の仕組みは地方から変える」No.7企画・製作/小川あきのぶ事務所 地域子育て支援について〜6月議会から〜 川崎市議会議員(みんなの党) 小川あきのぶ
6月議会の代表質問では産後ケアセンターと地域子育て支援センターを取り上げました。核家族化が進む中、子育てを公的にも支援する事が求められています。
Q…産後ケアセンターとはどんな施設ですか?
A…出産後の母親のケアを行う施設です。宿泊型で、心身のケアに加え、育児指導なども行っています。
Q…産後ケアセンターは必要ですか?
A…必要でしょうね。子育てに直面していて思うのは、出産後おおむね3か月くらいまでの間は、母親が体力的にも精神的にも「きつい」ということです。出産後、病院にいる間は、医療スタッフの手厚いサポートがありますが、退院すればそれもありません。まだまだ男性は育児休暇をとりづらいですし、実家が離れていれば頼れない。出産後に1割が産後うつを発症したり、虐待が出産後3か月くらいまでに集中しているというのもこの時期のサポートが手薄であることの裏返しではないでしょうか。
Q…国の動向と、市の動向は?
A…国は出産後の母親のサポートが手薄であることを認識し、全国に産後ケアセンターを整備することを計画しています。そのことは最近明らかになったばかりなので、川崎市の動きはまだありません。
Q…どんな産後ケアセンターが望まれますか?
A…世田谷にもあり、区民は1泊約6万円の利用料のうち、区の減免で1割の負担で利用できます。ただ、14室しかなく、極めて利用が限られています。議論はこれからですが、本市で整備するならば、受けられるサービスをもう少し限定する一方、多くの方が利用できるよう利用料金を低くしたり、部屋数を多くとったりするのがよいのではないでしょうか。
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4月19日