急病の子どもを預かる病児保育室の市内拡充を求める「病児保育を考える親の会」の北浜直代表は20日、川崎市議会に対し1万2815人の署名とともに請願書を提出した。
病児保育事業に取り組む東京都や横浜市には10カ所以上の病児保育施設があるのに対し、川崎市は病児保育施設への補助制度がない。市内唯一の病児保育室「ブルーラグーン」(高津区下作延)は、小児科の医師である北浜代表が自費で運営。毎日10人以上のキャンセル待ちがでるなど同施設の必要性は高まっている。
目標を上回る署名に北浜代表は「全国からたくさんの署名が寄せられ、川崎市になくてはならないものということが分かった。これが終わりではなく、今後、行政がどのように判断するのかを見たい」と話した。請願は今後、常任委員会に付託され、審査される。
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