川崎市長選 3氏が出馬を表明
10月13日告示、27日投開票の川崎市長選挙は、これまでに君嶋千佳子氏(63)と福田紀彦氏(41)、秀嶋善雄氏(44)の無所属の新人3人が立候補を表明している(表明順に記載)。本紙の取材に対し、自らの政策を語った。 (9月23日起稿)
君嶋氏は札幌市出身。川崎市内などの公共職業安定所に勤務。現在「新日本婦人の会中原支部」支部長を務める。今回の市長選では共産党が推薦することを決めている。
本紙の取材に対し、君嶋氏は「子育て支援策を訴えていきたい。認可保育園の増設、中学校給食の実現、中学生までの医療費無料化について優先的に取り組みたい」と語った。
福田氏は川崎市出身。03年に神奈川県議会議員(宮前区選出)に初当選。2期目当選後、09年の市長選に出馬し、次点だった。今回の市長選では政党からの支援や推薦は受けない。
本紙の取材に対し、福田氏は「中学校給食の導入など、教育現場や子育て環境の改善に取り組みたい。区の権限強化を図る施策を展開し、自らは退職金を受け取らない」と語った。
秀嶋氏は大分市出身。東京大学法学部を卒業後、自治省(当時)に入省。川崎市財政局長などを歴任した。今回の市長選では自民、民主、公明の3党が推薦を決めている。
本紙の取材に対し、「介護保険や少子化対策などに取り組んでキャリアを生かし、子育て、若者、女性、高齢者に対する取り組みとして医療や福祉をしっかりやっていきたい」と語った。
19日に開かれた説明会には3陣営のほか、匿名を希望する男性が出席した。
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4月19日