今年４月に始まる「第４期高津区地域福祉計画」の策定作業が進められている。１月27日に計画案が公開され、地域の声を反映するためパブリックコメントの募集がスタート。29日には区民に向けた説明会が開かれる。
計画案は27日に公開
地域福祉計画とは、子育てや高齢者対策、地域コミュニティなど地域づくりや支えあいの活動を実践するための仕組みのこと。行政、地域住民らが協働で行う取り組みを体系化し、地域の健康や福祉について考え、心豊かに暮らせるまちづくりをめざす。
２０１１年に策定された第３期高津区地域福祉計画は「子どもが健やかに成長できるまち」「高齢者・障害者が安心してくらせるまち」「交流・ふれいあいのあるまち」の３つを基本目標としており、それぞれの目標に対して基本方針が盛り込まれている。
第４期計画案は、地域調査の結果などを基に住民やボランティア、社会福祉、学校などの地域団体で構成される地域福祉計画推進検討会議で内容を議論。昨年12月26日に川崎市の政策調整会議で決定した。
計画案は１月27日（月）に公開され、地域住民の意見を反映するためにパブリックコメントが募集される。計画案は高津区役所のほか、ホームページ、市民情報プラザで閲覧することができる。パブリックコメントの受付期間は２月26日（水）までの１カ月間。
１月29日（水）に区民説明会が高津区役所５階第１会議室で開かれる。午後２時からで、参加申し込み不要（定員先着１００人）。当日は計画の概要について、説明が行われる。
担当の高津区役所保健福祉センター地域保健福祉課は「皆様の意見をお聞かせください」と参加を呼びかけている。（問）同課【電話】０４４・８６１・３３０２
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